【こだわり】
Plasterer【技能一筋】
左官の仕事はとても地味なものです。コンクリートを流し込んだ跡は、凹凸があり、面は粗い。それをコテで平らに仕上げる。床を、階段を、壁面を仕上げる。その上、完成時にはカーペットなどで覆われて私達の仕事の成果は見えにくいものです。
さらに、住宅様式の変化や建設工期の短縮化の流れから、コンクリート打ちこみ型の住宅の減少、壁の仕上げに塗装やクロス等が増加し、サイディングパネルや石膏ボード等 建材の乾式化が進んだ事に加え、ビル・マンション工事においても、コンクリートにモルタルを厚く塗らない工法に変わった事等の要因にから、塗り壁や左官工事が急速に減少しています。
しかし、だからこそ私達はこの仕事に対して誇りを持っています。その建物の良し悪しは左官の仕上のよさにも掛かっていると自負しています。
私達の仕事はたった一人の技術でできるものではありません。多くの仲間、いい先輩がいて初めてなりたつものだと考えています。特に大きな建設現場、これまでの経験から「ミッドランドスクエア」や「名古屋ドーム」、「志摩スペイン村」のような現場では“特に”です。
「ミッドランドスクエア」建設の際にはリーダー(職長)会の会長として現場の1000人以上の職人さんを指揮させていただき、その大切さを実感いたしました。
たった一人の技術では不可能なことも多くの仲間の技術を借り、「心のつながり」から生まれる私達の力にご期待下さい。表からは見えにくいこの「左官業」という仕事に誇りと自信をもっております。
代表
太田正夫
報道記事
毎日新聞 第44238号 2005/12/8(木)
高さ247メートルの「ミッドランドスクエア」。超高層ビルは、東京や大阪には多い。一方、名古屋にはまだ極めて少ない。このため、建設にあたっては、設計、施工はもとより、現場の作業員も、東西から実力のある歴戦の雄がはせ参じている。地元の名古屋勢も実力派ぞろいだ。さまざまなポジションで活躍する職人の思いは。
【記事より一部抜粋】
▼続きをご覧になりたい方はこちら▼
mainichi051208[PDF/254kb]
毎日新聞 第44558号 2006/10/25(水)
旧毎日名古屋会館(毎日ビル)と旧豊田ビルが解体され、ミッドランドスクエアの建設工事が始まったのは04年の1月のことだった。大規模工事としては極めて短い32.5ヶ月という工期で、工事をスケジュール通り進めるため、地元名古屋だけでなく東京、大阪からさまざまな分野の職人が集まり…
【記事より一部抜粋】
▼続きをご覧になりたい方はこちら▼
mainichi061025[PDF/450kb]
毎日新聞 第44618号 2006/12/24(日)
建設中の名古屋駅前・ミッドランドスクエア(MS)に私が取材で初めて足を踏み入れたのは7月だった。暑さの中、一歩間違えば命を落としかねない危険と隣り合わせになりながら、汗まみれで働く職人の姿に心を打たれた。「リーダー(職長)会」の会長として現場の1000人以上の職人を束ねたのは、左官の太田正夫さん(33)。小柄な体格…
【記事より一部抜粋】
▼続きをご覧になりたい方はこちら▼
mainichi061224[PDF/948kb]